お知らせ
令和5年度 医療管理講習会
2024年2月17日(土)に令和5年度 医療管理講習会【か強診・外来環・歯援診の施設基準取得講習会】が開催された。歯科麻酔科医の視点によるリスク回避のポイントという演題で講師は 藤沢市歯科医師会会員雨宮 啓先生にご講演頂いた。
歯科医療をとりまく環境としてインプラント治療や歯周組織再生療法などの外科処置、超高齢化と生活習慣病の増加によるハイリスク患者に対する歯科治療、局所麻酔薬や内服薬(抗菌薬・鎮痛薬)の使用、比較的長い処置時間が必要なことなどを踏まえ、注意点について話があり、局所麻酔使用時の注意点として生体モニターの活用による2019年高血圧ガイドラインを用いた配慮の方法、局所麻酔アレルギー、アナフィラキシーショックが起きた際の対応としてエピペンの使用方法、局所麻酔薬の選択方法、伝達麻酔時のメピバカインの使用の有効性、伝達麻酔の効きづらい原因として日本人の57%に存在する蝶下顎靭帯の走行を意識し伝達麻酔の奏功を得る方法等の話が合った。
虚血性心疾患に対する歯科麻酔学的配慮や高齢者の全身疾患の特徴、認知症の人への歯科治療の配慮についての知識を深めることが出来た応講演であった。参加者は、WEB参加者70名、会場参加15名であった。
令和6年1月20日令和5年度学術講演会が開催された
会館参加者は定員を超す90名の参加希望者があり、急遽zoom併用のハイブリッド開催となった。斉田歯科医院では歯周基本治療を保険で行っており我々開業医でもすぐ取り入れられる考え方、治療方法の紹介があった。
歯周検査時に大事にしている事は規格性のあるデンタルX線であり、治療前後で比較し歯槽硬線の明瞭度で炎症が消失したかの判断とし、治療難易度は治りやすいペリオ、治りにくいペリオに大別するがその分類には1歯単位で考えるだけでなく個体差、個人差も考慮して考え、個人差とはその人の価値観や健康感であり、個体差は年齢や喫煙、咬合力、全身疾患を総合的に判断し見分ける必要があり、個体差の見方に関しては罹患度、進行性、回復力について確認すると説明があった。罹患度は過去の状況(かかりやすさ)として年齢に対しての骨吸収の大きさを評価しかかりやすさを推察し、進行度は現在の状況(進みやすさ)として歯周破壊が現在進行形に起こっているかデンタルX線撮影にて歯槽骨頂部の歯槽硬線の消失有無をチェックし、関わる因子としてプラークコントロールの状況、喫煙、全身疾患を確認する必要があり、回復力は未来の状況(治りやすさ)として年齢、喫煙、歯肉のタイプ(浮腫性か繊維性か)、全身疾患の有無が関わってくると説明された。咬合過重に関してはデンタルX線にて歯根膜腔の拡大の有無やポケットの位置が近遠心に深ければ炎症性、頬舌側に深ければ咬合によりポケットの深化が助長されたと考えると説明があった。
最後に、ほとんどのケースでは歯周基本治療で良い反応があり治りやすいペリオに分類されるが年齢が高くプラークコントロールも悪く治りにくいペリオの場合、その先の欠損補綴も視野に進めるがその際大事なことはキートゥースをいかに守るかを考え進め、一般的にブリッジや永久固定の一次固定を行うが、欠損の場合義歯やナイトガードを併用し二次固定をして歯牙の保存に努める必要があると説明された。
動揺度の記録にペリオテスト Mを用いて動揺度を数値化して記録し管理しメンテナンスの際に確認している話があった。
大盛況で終わった講演会だったが、その後懇親会でも20名近くの参加者で斎田先生片山先生の知識を盗もうと盛り上がった。参加者は、ZOOMと会場で100名を超え多くの参加を実現できた。
令和5年度厚生旅行
雲一つなく、富士山が良く見える少し暑いくらいの日に、今年の厚生部バスの旅が開催された。大型バスが満席にはならず少々残念ではあったが、気兼ねなくリクライニングで過ごし、大変快適でバスの旅を享受ました。最初に目指したのは国会議事堂。
小学生以来の訪問でした。高速道路もほぼ渋滞もなく予定より早かった為、都内の紅葉を表参道、国立競技場、迎賓館の順に回って眼を楽しませて頂きました。
国会議事堂では歴史の勉強を議場で伺い、赤い絨毯の費用や掃除機の話等、ここでなければ聴けない話ばかりだが、ここで島村大先生が参議院議員として活躍されたと思うと感慨深いものでした。次に、帝國ホテルで発祥のヴァイキング ローストビーフを楽しみ、デザートの美味しさに驚き、笑顔溢れる食事会となりました。
最後は、防災体験学習施設そなエリア東京。ここは映画シンゴジラに登場するオペレーションルームもあり、被災者疑似体験は、有意義な知識を詰め込めました。企画してくださった厚生部の皆様に感謝して、夜景を見ながらの帰路でした。来年の厚生部旅行の企画にまた期待し今回残念ながら参加できなかった会員の皆様、来年はご参加よろしくお願いいたします。
新妻 記
会納涼デンタルショー
令和5年7月29日土曜日18時より横浜市青葉区歯科医師会館にて、納涼デンタルショーが4年ぶりに対面会場開催で行われました。本宮先生の司会進行で青葉区歯科医師会会長の鳥居先生の開会の挨拶に始まり、川原先生の乾杯の挨拶が続きました。
そして参加業者さんの紹介がありました。今回参加業者さんは①koデンタル②トクヤマデンタル③Beeブランド④松風シロナ⑤ヘンリージャパンイースト⑥ライオン⑦ヨシダ⑧エクラでした。歯科関係以外の業者さんはハワイアングッズ、ジュエリーのアロハギフト、フードはワールドキッチン、マーサマルサダの参加がありました。業者さんからは新製品の情報や詳しい説明を受け、お試しもする事ができ地域のデンタルショーならではの近い距離での会話をしながら時間をかけて納得するまで話を聞けたのでとても有意義でした。
ハワイアングッズのお店はハワイアンドレス、バック、ポーチ。お財布。キーホルダー。アクセサリーなど素敵な商品がならびました。ハワイアンジュエリーのコーナーもハワイの工房の制作する本格的なジュエリーで人気でした。ロコモコ丼、タコライス、ガーリックシュリンプのお弁当とハワイの揚げドーナツのマラサダも美味しく好評でした。楽しい時間はあっという間に過ぎ坂下副会長の閉会の挨拶があり、連日の酷暑にもかかわらず70名以上の参加者があり盛況のうちにお開きになりました。本当に大変だったコロナ禍を経て地域の会員同士がこの様な交流を持ち飲んだり食べたりしながら、会話もはずみとても有意義な時間を過ごしました。
新海 記
いちご倶楽部
■2023.11.14
「いちご倶楽部って何をしているのですか?」会員の先生によく聞かれる質問です。いちご倶楽部の会員は14名で2019年の冬より活動をしています。もう4年目に入ります。藤尾先生の育ててくださるいろいろな種類の苺の苗を各自家庭でお庭やプランターなどで育てるところから始まりました。
苺は食べても美味しいですし、お花や葉っぱも実がなっている様子もとても可愛くて育てていても楽しいです。苺だけでなくフキ、レモンバーム、ニンニクの苗、カブ(もものすけ)山椒の苗、アーティーチョーク、紫セニョリータなども藤尾先生が、別けてくださり育てて写真をUPして皆で共有しています。自然の恵みを受けた植物を愛でて育てるということは、実に季節感を味わい心が豊かになります。
先日も藤尾先生がお庭の柚子や花梨、サボテンをわけてくださりお料理や飲み物に大活躍で嬉しい限りです。ぜひ皆様も楽しいいちご倶楽部ご入会お待ちしております。
青葉区歯科医師会 自転車部
みなさんこんにちは、改めて自転車部の紹介をさせていただきます。大きな声では言えないですが、名前は自転車部でありますが入口が自転車なだけで本当は打ち上げ飲み会が部活の実態ではないかと思うわけです。
仕事のない天気のいい木曜日や日曜日などに部員が集まり自転車に跨り江ノ島、鎌倉 湘南方面などへ走りにいき、昼食は地のグルメを堪能し、戻ってきたならば夜は青葉台界隈で飲み会。硬派に箱根の山を登るヒルクライムレースに出るかと思えば前夜祭、後夜祭で飲み会。ここ数年恒例行事になっている夏の北海道ツーリングは北の大地を自転車で走り回り、心の洗濯をしながら地元の名店を完璧にリサーチしていて夜はまた飲み会。
その北海道ツーリングも北海道の田舎を回って洗われた綺麗な心のまま横浜に戻って来ればいいものを最終日は札幌ススキノで打ち上げ飲み会♪綺麗になったはずの心は泥まみれ。
その他、単発ツアーは茨城の霞ヶ浦を一周したり、静岡のお茶畑を走ったりしてまた夜は地元の店で飲み会。今年のお盆休みはついに自転車無しで新宿東口からディープな有名エリアに集まり自転車レスの飲み会!あらためて口実自転車部、実態「飲み会」であることはここだけの内緒です。
自転車部のエース 大磯クリテリウムレース優勝者 室木貴行